【柔道整復師・鍼灸師必見!】過去問の解き方

こんにちは、ポちです。

今回は、

  • 過去問は解いているけど、正解率が上がらない
  • 解き方を知りたい

そんな疑問、不安に答えます。

この記事を書いている私は、
柔道整復国家試を約9割の点数で合格し、
その後の鍼灸師の国家試験でも約9割の点数を取り合格しています。

そんな現役柔道整復師がその勉強法を公開し、解説していきます。

問題はすべて一問一答にする

問題の後ろに〇×△と記入し、

〇 問題に対して正しい
✕ 問題に対して誤っている
△ 微妙、わからない

として、印をつけます。

例1
誤っているものはどれか。
1~~~~~×
2~~~~~△
3~~~~~〇
4~~~~~〇

この場合は、1が絶対に誤っていることがわかっているため×をつけています。
ですので、2がわからなくても正解は1となります

この印をつける事で、自分がどこを理解できていないのかが分かります

勉強後に問題を解くことで、
その項目を理解出来ているのか出来ていないのかがわかります。

仲間外れを見抜こう

例として
私が過去に解いた問題を上げます。

こちらは、言葉がややこしく、
少し考えなければいけないような問題ですが、
言葉の意味を考えなくても、
単純に身体にとって、

酸素がいるのか、いらないのか

だけを一問一答すれば、仲間外れができ、
答えを導くことができます。

これが、4択を解く重要なカギとなります
この技を身に付けるだけで、言葉に惑わされずに解くことができて、
時間短縮ケアレスミスの軽減につながります。

*ちなみに問題の解説しておきますと、
ヘモグロビンの酸素結合能が低下するとは、
ヘモグロビンと酸素が結合しなくなる=
ヘモグロビンが酸素を体に離してあげる=
身体に酸素が欲しい状態

ということです。

1 深部体温が低下している=休んでいるため
酸素はいりません。

2 血中の酸素分圧が多いということは、
酸素はいりません。

3 ヒトは酸性に傾いたとき、活発に活動しています。
水素濃度が低下しているということは、
酸素いりません。

4 血中のCO₂が多いということは、
酸素いります!

理論的にわかっていたほうがいいですが、
このような問題は、選択肢の
どのような時に酸素が欲しいのかいらないのかを、
完璧に覚えた方がいいです

分からなかった問題はその周辺も調べよう

前回の問題

誤っているものはどれか。
1~~~~~×
2~~~~~△
3~~~~~〇
4~~~~~〇

誤っているのは1と分かったため、
正解が導き出せています。

ですが、ここで満足するのではなく、
選択肢2を放っておいてはいけません

2は微妙、あるいはわからない、という選択肢のため、
その問題を調べるだけでなく、その周辺も一緒に調べて勉強しましょう
その後に同じような問題が出てきた場合、解けるようになります。

ここが一番大事なところで、
わからない問題を、答えだけ調べるのではすぐに抜けてしまい
また同じような問題を間違えてしまった、、ということが起きます。

ですので、しっかりと関連することもまで調べましょう。
その際に使えるおすすめの参考書もまとめておきましたので、
チェックしてみてください。
おすすめの参考書まとめ

このように、自分が、どこが得意でどこが不得意なのか、
どこを理解出来ていて、どこが理解出来ていないのか、

を確かめるために問題を解きます。

そして、自分の知識の穴を見つけ、少しずつ埋める作業を毎日していくことが、
確実な国家試験合格に繋がります。

問題を解いたときは面倒くさいと感じるかもしれませんが、
これを続けていくと正解率も上がっていきます
諦めず一緒に頑張りましょう!!